本気で「誰か」って叫んだ事ある?

あるある。
梅雨の北アルプスで、一人で道に迷った時。

沢づたいの道に迷い込んでしまって、早く戻ればいいのにどんどん進んでいったら、進退窮まるような変な場所まで入り込んでしまった。

もう先へは進めないし、戻るのも怖くて、急な斜面でしばらくじっとしていた。

ふと、自分がどんなに恐ろしい状況にいるのかに気がついて、軽いパニックに陥り、「誰か!」と叫んでみた。

ちいさなこだまが返ってくると、また何ごともなかったかのような静寂に包まれた。

その瞬間、妙に客観的になって、叫んでいる自分をこっけいだと思って笑い出したいような気持ちと、死の恐怖と、「さ、戻るべし」という冷静さが自分の中に混在するのを感じていた。

我に返った感じで、もと来た道を戻り始めた。

斜面を滑り降りて雨具のお尻を破ったり、岩から岩へ飛び移ろうとして沢に落ちたりしながら、何とかはじめの道に戻ることができた。

誰も見ていなかったけれど、恥ずかしかった。

不思議な感じの経験だった。ずっと若い時。
大学4年生の頃。

「温かい手」のセルフケア・ノート

出張ボディケアセラピスト& セルフケアファシリテーターの村田都です。 日々自分の身体と対話を繰り返しながら、自然治癒力をUPさせるリラクセーションや自分でできるケアについての研究をしています。 カラダとココロに良さそうなこと、何でもまず自分の身体で試してみて、ここに報告・提案していこうと思います。